4月になってしまいましたが先日完成しました
フランネルスーツをご紹介させて頂きます。
今回の注目点は上着の身巾と丈のバランス感です。
近年はタイトで上着丈も短めなものが主流で良く好まれておりますが
注文服ではそうでない方も多くいらっしゃいます。
画像のご体格の方では上着丈が手の先程であれば長い目、
パンツの又の辺りであれば短い目になってきますが
身巾やシルエットを考慮してこのような丈にさせて頂きました。
このようなバランス感は見る方にとっても印象が大きく違いますので
トラディショナルなビジネススーツでは大切な要素になってきます。
お作りされる場合にご参考されてはいかがでしょうか、
テーラーラトでは色々なご使用場面をご相談させて頂きながら
制作させて頂いております。
先日テーラーラトに於いて濃紺のスーツが完成しました。
控え目ながら美しい光沢感のあるスーツ地で陰影も良い感じが出ております。
シルエットやディテールは当店においてもスタンダードな仕様ですが、
その分素材の発色や奥深さが引き立つ所がお仕立て服の醍醐味でもあるでしょう。
特に紺色系は素材や微妙な色の違いによって様々な表情を見せてくれます。
これから5月位からの暖かい季節に向けたスーツ地がテーラーラトでは出揃って来ました。
その中から一部ですがご紹介させて頂きます。
画像1枚目~4枚目まではモヘア混紡ながら光沢感が控え目で
発色に上質感がありますのでビジネスユースにも向いております。
特性としましてウール100%の生地に比べ放熱性、防皺性が優れていますので夏には快適にお召し頂けます。
また盛夏以外にお召しをお考えの方には画像5枚目のハリソンズ(英)のミスティーク(ウール100%)
も現物で入荷しました、糸の打ち込みが良いので確りした腰がありながら上質な風合いを持ち合わせております。
色柄も無地系からシャドウストライプやストライプ系等豊富に揃っております、
お好みやシチュエーションに合わせて装いをお楽しみ頂ければ如何でしょう。