J&J MINNISはロンドンでジェームズエグバートミニスによって
1874年に創立された高級生地商社です。
1902年に本拠地をサビル・ローに移し、1919年には
日本に初めてサビル・ローの服地を紹介しました。
先日ご注文頂きました写真の秋冬のスーツ地は
3PLY(三つ杢)の素材を使い腰が有りますと同時に
良い風合いの柔らかさも持っています。
現在では少なくなってきた霜降り柄
の部類に入る柄ですが奥深い発色を楽しめる
スーツになることでしょう。
本日新作バンチが入ってきた中から
フランネルを得意としている1910年創業Martin&Sons社の
スーツ地のご紹介を致します。
光沢があり優雅な発色を持ち合わせていますこの
少し厚めのフランネル地は腰もしっかりしておりますので
フラノ地の中でも良好な耐久性も持っています。
何より寒い冬には高い保温性がありますので
コートを着なくても温かい服として、
また見た目にも素晴らしいドレス感の装いを楽しめます。
7月に3シーズン向きのH-Lesserをご紹介させて頂きました、
続いて冬向きのH-Lesserを入荷致しました。
ロンドンの老舗マーチャントのH-Lesserは
高品質で定評のある生地を扱ってきましたので
世界中のテーラーでは昔から抜群の信用力があります。
今回仕入れましたのは濃紺とチャコールグレー
をベースに1cm巾程のチョークストライプの2点で、
腰が確りしていて実用性に富んだミルドウースです。
打ち込みも高く仕立て上がりも楽しみな生地です。
また3枚目の画像は先日麻のジャケットの仮縫いを
させて頂きました時のものです、
とてもスリムなお客様でしたが
体型をカバーするのに滑らかな曲線を付け
立体感を出すように検討しました。
出来上がりはドレープ感のある美しいジャケット
に仕上がりました。