本日は初めての方にご注文頂きましたキッドモヘア入りの
ジャケットをご紹介致します。
生地はエドウィン・ウッドハウス(英)のフレスコ地のような
非常に通気性の良い生地でザックリとした感触が
特徴です。
ややワイドな肩幅にややワイドな襟巾で肩から胸にかけて
ボリュームのあるバランスを取りました
(ゴージ線を曲線にして柔らかさも出しました)、
当店のクラシコのハンドメイドに襟の芯にはハンドの
八刺しを施しましたので、より立体的でロール感のある
胸周りを見て頂けます(画像2枚目)。
また腰ポケットはフラップ無しで口を開かないように
縫い付けてあります、すっきりとした印象で
軽快感にも一役買っています。
仮縫いも2回行い、全体的には丹精に仕上ける事が
出来ました。
素材とのバランスのとれたブルー
の生地も夏らしい装いに映えていると思います。
近頃夏らしい日がやってきました、
と同時にご注文を頂いていました夏向きの
スーツも完成しました。
このスーツをご注文された方はスポーツ体型で
胸周り膨らみを持たせています。
生地はEdwinWoodhouseの240gのサマーウール、
ミドルグレーに5mm巾のストライプと
飽きの来ない良さを持った素材です。
夏の定番的な生地で耐久性も良く活動的な
方に特にお奨めします、またシーズンも秋まで
長くご着用頂けます。
3シーズン用にとストックしておきました4PLY(4ツ杢)
のビンテージ生地でオーダーをお受けしました、
画像のように仮縫いの段階まで進みました
がボリュームのある肉厚と丁寧に織り込んだ
柔らかさが同居して良い風合いを出しています。
特に至近距離で撮影した2枚目の画像では
生地の目(織り)が荒く見て取れます、
肉厚の割りがあり通気性も良いフレスコ(かつてはポーラとも
呼ばれていました)生地は
より立体的なスーツに仕上がるのが今から
楽しみです。