明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します。
早速ですが去年暮れに着せ付けによる仮縫い時の
アームホール画像について掲載させて頂きます。
服が好きな方には良くチェックをされているとは思いますが
視覚や着心地、作動性、バランス感等多岐にわたり
要素が詰まっている重要なポイントになります。
まず一つ目のポイントは良く話題になる深さです、
深すぎると腕が上げにくく作動性に影響を及ぼします、
視覚的にも腕の付け根(袖山とも呼びます)
が大きく見え少々野暮ったく見えます。
2つ目は前後の巾です、これは一般の方には
あまり意識される事は少ないようですが
胸回りの着心地にも影響していきます、
大きすぎるとだぶつき感が出てきます。
また深さ,巾共アームホールの形状により性質も変わってきます、
更に注文服では下に着るシャツやベスト、場合によっては
セーター等を考慮して調整していきます。
仮縫い後の仕上げの段階に於いてハンドメイドは
より柔らかく仕上がりますので作動性や視覚的な立体感に優れています。
アームホール一つとっても服はいろいろと
考えて作られている所が面白くて奥が深いですね。
ご自身の服もお調べになると新たな発見があるかもしれません。
本日はスーツ地の裁断作業をしております。
採寸した寸法から割り出した数値で
型紙を製作の上、チョーク線を引いたところです。
仮縫い時の大きな補正にも対応できるように
縫い代にゆとりを付けて裁断していきます。
今回は複数回目の仮縫いなので比較的良く体に合っておりますが
時間の経過とともにご体型も微妙に変化してました。
そこに生地の性質と合わせて調整を施すのですが
良くあるのが体型変化があると各部の丈も変わってきます、
技術だけではなく見極める目も大切になってきます。