以前にもこのブログでご紹介させて頂きました
タイトルの2回目になります。
動き易く着ている事を忘れるくらい軽い着心地
のお仕立てフルオーダー・クラシコは
日本人に多いと言われる前肩体型に良くフィットし
腕の動きの追従性に優れています。
ちなみに前肩とは腕の付根を横から見ると
胴体の中心よりも腕が前側に付いている
事を言います。
その為に前肩体型の方が標準体の服を着ると
肩の前の部分が服の内側に
当たり窮屈感が出て腕が動かしにくくなります、
また同時に首の下辺りにツキ皺の出る原因ともなります。
マシーンメイドでも当店の場合仮縫いや型紙の操作である程度
補正ができますがハンドメイドになりますと
更に縫製で工夫を加えて行きます。
服の着易さには他にも色々ポイントがございますが
出来上がりの良さ(シルエット、着心地、品質感、
立体感、耐久性等)は生地以上にお仕立てによる
影響が大きいのです。
総合で10とすると生地3~4、お仕立て6~7の割合位に
なります、ご予算が決まっていれば生地に賭ける
よりもお仕立てに張り込んで頂く方が
いい仕立て上がりになるでしょう、
もちろん両方とも良い事には越したことはないのですが。
特に長年ご愛用頂くクラシックな服は
着るほどに愛着が湧いて飽きの来ない要素が秘められています、
いい服は着るのが楽しみな服になると思います。