通り雨の多い英国では防水加工されたジャケットやコートに
昔から人気があります、ちょっと位の雨でも
傘を差さずに街を歩いている人も多く見かけます。
そのような服には近年でこそハイテク素材が
主流となってきましたが、英国で昔から(100年以上前)
あるのがコットンにオイルやワックスを
コーティングさせた撥水素材です。
既製品のコートではBarbourや最近日本で人気のベルスタッフ
等がこの加工を施しているのは有名ですが
撥水効果が徐々に失われて行った時に
ハイテク素材に比べて専用の
ワックスでリペアできるのが利点です。
また経年変化によって撥水効果が落ちてきても
素材本来の風合いが見え始め、その枯れた風貌が魅力的に
見せる効果がありますので、長く使えば使う程
良い味わいが出る英国の製品の典型と言えると思います。
今回ラトでご紹介いたします、ワックスドコットンは
18色のラインでどれもしっとりとした独特の風合いを
持っています。
ジャケットとしてシャツやセーターの上に直接
着るコート等としても使い勝手が良くてお奨めです。
早速ラトでも試して見ようとジャケット分を発注しました、
長年の変化を楽しみたいと思います。