2020年最初の掲載は当店では良くご依頼を頂きます中庸的なユトリ具合のスーツをご紹介させて頂きます。
全体的にタイトでもなくゆったり目でもなくその中間辺りのユトリ具合のことですが
外見はスマートな視覚も前提としております。
特にフィット感の要の首周りや肩周りは良く沿って落ち着いており
上着の重みが分散され長時間着用しても疲れにくい構造になっております(画像2枚目)。
また腕も動かし易いように背中の巾はやや広目でウエストはやや絞り気味にさせて頂きました、
視覚的にもこの辺りのは背広らしい雰囲気が出ていると思います。
当店によくご来店頂く動機としましてはこの辺りの見た目と着心地が両立するスーツは
既製服やパターンオーダー等では中々ご満足頂ける事が少ないようです。
今回の場合もご使用用途が主にビジネスのようなので全体のシルエットは
お立合いになる方にとってはスマートに見せる事が大切ですね。
無駄のないスッキリとしたシルエットは見る方にとっても好印象に映るでしょう、
特にハンドメイドは仕立ての良さは着て行く間に体に馴染むように設計されており
愛着が出てくる服として重宝されております
そのような意味でも流行に流されず安心してご着用頂けるお仕事の道具の一つとして
今回の出来上がりのスーツはお気に召して頂けたようで何よりでした。
長年ご愛用頂けますと幸いでございます。