今回は抜群に良い風合いの3種類の生地を
ご紹介させて頂きます。
まずは3枚目までの画像は英国で1772年創業の
フランネルを得意としたフォックス・ブラザース
の生地見本になります。
この生地の良さは昔ながらの低速織機で
ゆっくりと手間ひまをかけて織られている為に
生地にやわらかさと腰を与え、ボリューム感のある
風合いを出しています。
いわゆる典型的なフランネルのイメージになります、
色柄も無地から英国の伝統的なストライプ系、
ウィンドウペン、ハウンドトゥース、グレンチェック、
へリンボーン等、豊富に揃っている所も
歴史の長さを感じさせます。
またコートにも良く使われてきた生地で
保温性にも優れています。
4枚目の画像はスコティッシュ・チェビオット、
ツイード系の中でも目付が高くしっかりした
腰があるのでジャケット以外にも
スーツやコートにも良く使われます。
こちらも英国の老舗マーチャント、ウィリアム・ビル
の取り扱い商品で色柄も明るい目のが多くて、他社では
あまり見かけない茶系やグリーン系、ベージュ系も
豊富に揃っています。
硬い目やしっかりしたツイード系をお探しの方に
は特にお奨めです、
それと長年着用する間に体に馴染んで柔らかい
風合いに変貌するのも楽しみの一つになると思います。
5枚目の画像は同じくウィリアム・ビルの取り扱いの
ものですが、こちらはスーパーラムズウール、
子羊の厳選した元毛を使って織り上げました
ジャケット地になります。
ザックリとしたツイードとはまた違った柔らかくて
最初から肌触りの良い風合いが特徴で、
無地から柄物まで揃っていますが
とりわけお奨めなのが紺、グレー、茶の
ヘリンボーンでしょうか。
長年の使用にも飽きることなく時を乗り越え
着れば着るほどに愛着が増す1着に
なる事でしょう。
またカシミヤに近い風合いを持ちながら
より丈夫なので様々な方にお奨めです。