前回に引き続きまして濃紺のスーツの
ご紹介をさせて頂きます。
タイトルのちょうどいいは、恰幅の良い方でも
ゆとりのある着心地とすっきりとしたシルエット
を両立できるスーツをお作り頂けますと言う
意味で付けさせて頂きました。
テーラー・ラトではこのいいさじ加減のバランスを
取るのに型紙の製作、仮縫い、仮縫い後の補正に
特に力を注いでおります、
中でもお客様に着て頂いて行う仮縫いは出来上がりを
左右する最も重要な作業で、フィッターの
技術力と感性を問われるところです。
また生地は英国の老舗マーチャント(スキャバル)で
目付の良い濃紺のウーステッドを使用しました。
腰があって柔軟性に富み、奥行きのある発色
も魅力的です。
いわゆる幅広い場面に装い頂けますと同時に長年飽きが来ない
良さも持ち合わせていますのでこのようなスーツは
ベーシックなスーツとして非常にお奨めでございます。
末永くご愛用頂けますよう願っております。
※フィッティングに関しまして
テーラー・ラトでは
基本的に全ての縫製に仮縫いをお付けしておりますが、
フルオーダー・スタンダードより上のお仕立てグレード
に関しましては必要に応じて2回目の仮縫いをさせて
頂く事があります。
特に初めてオーダー頂いた方では2回仮縫いをさせて頂く事が
あります、当店ではフルオーダーならではの質の高い
お仕立を目指しておりますので
この場合も追加料金は頂いておりません。