打ち込みの良いハリソン(英)の生地を使った
スーツが完成しました。
全体的にショルダーとヒップのバランスを整え、
見た目の印象と胸や肩周りのフィッテング
を入念に行った着易さとの両立を目指しました。
ご試着頂いた時は腕が動かし易いと
嬉しいご感想も頂きました、
特にデスクワーク等、長時間着て頂いた時にも
リラックスして着て頂けるのではないでしょうか、
また深みのあるブラック地で良い風合いの
出来栄えになりました。
紺系の中でも奥深い発色のスーツが出来ました。
生地はフィンテックス(英)のマイクロヘリンボーンで
遠くから見ると無地に見え、上品な質感のスーツになりました。
またバストからヒップにかけてナチュラルでバランス良く
カッティングを施しました、
2枚目のバックからの画像も腰の辺りに沿うように
ラインが出ています。
ラトでは着る方の体の欠点を抑え、服のバランスと
着易さを引き出す事にも力を注いでおります。
冬物のお渡しも終わりに近くなってきました。
今回お選び頂いたジャケット地はラムズウール(子羊の毛)&
カシミヤで腰と柔軟性がある肉厚な風合いの物で
防寒性もあります。
水泳をされている方なので上半身の骨格が発達されていて
通常の服だと肩周りに負担を感じるとご相談を受けましたので
この辺りを重点的に調整させて頂きました。
スタイルもウエストの絞りを中心にナチュラルな
曲線で立体感を出すようにさせて頂きました。