先日春夏3ピーススーツの仮縫いをさせて頂きました、
画像のライトブルーのグレンチェックはユーロテックッスの
ゼファー(その名の通り軽い感覚の生地ですが張りがあるビンテージ生地)を使用しています。
仮縫いはお客様に着て頂き調整を必要とする箇所にピンを打ったり、
チョークで線を引いたりします、タイト過ぎず大きすぎず
お好みも伺い、綺麗なバランスを崩さないように
調整させて頂きました。
それを型紙に落とし込んで補正をしていきます、
素材(生地)の特徴も考えて増減する箇所もありますので
たとえ体型が変わらなくても毎回補正しています。
出来上がりはまたUPしますのでお楽しみに下さい、
それでは今日はこの辺で。
LATOをオープンして初めての仮縫いをいたしました。
各部にピンを打ち、本縫いに入る前に微調整をする事を
仮縫いするとテーラーの世界では呼んでいます。
この写真のご注文はマシーンを使ったお仕立てですが
お客様専用の型紙を当店で起し、生地に反映して仮縫い
しますのでオリジナルのデザインとハンドメイドにも劣らない
緻密な補正が出来ます。
当店が作る型紙は肩から腰にかけて緩やかなカーブ
でウエストをややシェイプしたデザインになっています、
流行を追ったものやイタリア、イギリスのデザインを
反映した物でもなく長年の経験から中庸的な日本人の体型
になじみ易い特徴を持っています。
この型紙作りを基本に着る方のお好みや、体型、流行性
、素材による変化を加えていきます、
LATOの服は長年着手頂く事や色々な場面でお使いの事も
考えていますので、あまり極端なデザインはお勧めは
していませんが、ご要望であればお受けさせて頂きます。
近年頂きますご注文の傾向としては既成スーツにあるような
スリムなスーツではなく、少しゆっくり目のスーツが
多いのです。
また生地においてもブラック系のご注文が増えてきました、
生地も沢山揃えていますが、ご希望によっては
京都の姉妹店(テーラーハタノ)や幅広い市場の中から
捜してまいります。
※写真スーツの参考価格 ¥94.000-(生地込み)