テーラーラトのトラディショナルスーツVol3では比較的恰幅の良い方を掲載させて頂きましたが
今回は対照的にスマートな方を掲載させて頂きます。
フルオーダーの作り方としましては両者共全て体の体型や寸法に合わせるのでは無く、
全体にバランス良く見せる技術と感性が必要になってきます。
そういう意味でも今回はご依頼主との綿密な打ち合わせと仮縫いを経て端正なスーツが出来上がりました。
お仕立てスーツには背広と呼ばれるように肩からウエストにかけて
立体的で美しいラインを出す事が出来ます(2枚目画像)、
これは着る方の体型をカバーしながら存在感のある服作りの一つのポイントでもあります。
またスマートな方ですので襟巾もやや細身にさせて頂きました、
合わせるシャツもライトブルーやピンク系も良く合うのではないでしょうか、
コーディネイトの組み合わせも色々とお楽しみ頂ければ幸いでございます。