英国やイタリア、日本の生地ブランドが取扱う5000種類以上の高品質な生地を取り揃えております。年代はヴィンテージから最新のものまで、素材も絹や羊毛、麻など様々な質や色、柄、風合いの生地からお客さまのお気に召すものをご提供しております。また、私たちはそれぞれの生地の特性を把握し、それを着る方のお好みに活かす仕立てや着こなしまでご提案しております。
オーダー・スーツの生地についてのご相談やご要望などがございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。
LATOは1970年代の生地など、ヴィンテージ生地のストックが多数ございます。老舗テーラーとして創業から集めてきた生地のストックは貴重なヴィンテージ生地となりました。
テーラー業界でヴィンテージ生地と呼ばれる1960年代~70年代ごろに織られた生地は、質の高い羊の原毛を贅沢に使用し、目の詰まり具合が密で丁寧に織られています。薄くて機能的な現代の生地とは異なり、厚みがあり柔らかく仕上げられたヴィンテージ独特の風合いが生まれています。着込むほど柔らかく味わいが深くなるヴィンテージ独特の質感は、長年ご愛用の服としてお楽しみ頂けるでしょう。
LATOでも何点かストックしておりますが、創業地の倉庫にはより多くのストックがございます。ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。
LATOでは、以下に掲載するブランドの生地を主に取扱っております。他にも多数の生地がございますので、当店でさまざまな生地を手に取ってご覧ください。
英国生地:Dormeuil / HOLLAND&SHERRY / EdwinWoodhouse / Harrisons of Edinburgh / Porter&Harding / Schofield&Smith / BatemanOgden /J&JMinnis / Martinsons / ormuil / 他
イタリア生地:ZEGNA/CANONICO / Guabell / FINTES / Ariston's / 他
1842年にフランスでジュールズ・ドーメルによって創業された古参の服地商社で英国の伝統と格式を融合させることに成功した高級服地ブランドです。
1900年代の前半には日本の服地問屋との間に強固な関係が生まれました。
現在はパリに企画デザイン、在庫管理、生産管理、輸出入管理といった本社機能を集約して高級ブランドにも生地を提供しながら発展し続けています。
1910年にイタリアの高級織物産地のビエラ近くのアルプス山麓の小高い丘の上にあるトリヴェロでエルメネジルド・ゼニアが18歳でウール織物工場を継いで創業しました。
当時から国際的なビジョンを持っていたゼニア氏は、最新のイギリス製の紡績機を導入し、高品質な毛織物の生産を始めます。
現在ではゼニアの店舗は、80を超える国と地域に店舗を展開しています。
1938年にベルギーのブリュッセルで誕生しました。
最初は僅か数名でスタッフでしたが現在では多くのスタッフを抱える商社に成長しました。また最高品質の原材料を使用しコレクションの多さでも他を圧倒していると言えます。
スーツ生地においてはベーシックなものから、目を引くデザインのものまで多種多様なバリエーションがありSuper100’s〜Super200’sの高級ウール生地や、シルク、カシミアなどの生地においては、数多くのコレクションを展開しています。
1924年イタリアのクアローナで最高級カシミヤと最高級ウールを取り扱う生地メーカーとして誕生したロロピアーナは、長い歴史の中で培われた知識や技術を生かしたクオリティの高い製品を作り続けている織元です。またロロピアーナは、世界的に希少価値の高いビキューナを取り扱うブランドとしても有名で他のブランドとの格の違いを感じることができます。ロロピアーナの最大の特徴は、糸の原料である繊維の生産から混紡織り上がった生地を製品化するところまで一貫して全て自社工場で行なっているところで今では限られた織元でしか行うことができません。
伝統的な注文服の高級紳士服地メーカーの代表格であるテーラー&ロッヂ社は、ハダースフィールドの地に1883年創立された歴史と伝統、技術を保有する老舗のメーカーです。
1875年に創業した長い歴史を持つ高級紳士、婦人服地を生産する織元になります。
生地の重さある素材ではヴィンテージの品質でありながらモダンな要素も求められる方々に大変喜ばれており、織物の黄金期を振り返りつつ本物志向の世界のテーラーから大変人気を博しています。
ハルステッドの生地は非常に仕立て易く形や風合いが崩れにくい事から本場SAVILE ROWのテーラーにも重宝されています。
17世紀から18世紀にかけて、クーパー家はロンドン北部で独立自営の羊農場を営んでおり1770年服地屋として独立しました。
1820年ロンドンに着いたジョン・クーパーはセビルローで商売を始め1847年ジョンは息子のジョセフ・クーパーを自身の商売に参加させ「ジョン・クーパー&サン」社として本格的なロンドンマーチャントへと店を発展させてゆき現在に至っております。
現在ではドブクロス織機を使ったビンテージ生地の復刻にも力を入れております。
1896年英国毛織産業の中心地でもあるハダーズフィールドにて服地商社を始めました。
そして感度の高いデザイナーや熟練の織り手、仕上げのプロによって生み出される生地はヨーロッパやアメリカ中の目の肥えたテーラーたちの間で瞬く間に評判となりました。
今日ではダグデールブラザーズ社は世界中の高級デザイナーや生地卸問屋、テーラーの聖地・サヴィル・ローの高級テーラー、オートクチュールとともにあり続けています。
イタリアではレダ社と並びアパレル用からテーラー用まで広く取り扱われている織元メーカーです。上質な原毛と発色性など品質が非常に高く、価格も手頃でコストパフォーマンスに優れています。
後にエジンバラ市長となるサー・ジョージ・ハリソンによって1863年に創設された名門マーチャントです。最上級の原毛を使用して、しっかりとした打ち込みで織り上げらる生地は、しなやかなでエレガントな風合いを持ち、仕立て映えすると高く評価されています。
豊富で高品質な服地コレクションは、世界中の名門テーラー、オーダーサロンで取り扱われ、愛されています。
スコットランドに本社を構える、1836年設立の世界でもっとも古い高級服地マーチャントです。 設立以来、高級服地マーケットにおけるリーダーとしての役割を果たしており、製品の供給先は本場英国の老舗高級テーラーからパリのオートクチュールハウスや高級衣料メーカーなど多岐に渡ります。